乙種第四類危険物取扱者 模擬試験
法令
問題 1 法令上、製造所等以外の場所で灯油2,500Lを、10日以内の期間、仮に貯蔵し、又は取り扱う場合の申請手続きとして、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 都道府県知事に届け出る。
  2. 市町村長等に届け出る。
  3. 消防長又は消防署長に届け出る。
  4. 危険物保安統括管理者の許可を受ける。
  5. 消防長又は消防署長の承認を受ける。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 2 次の文で、( )内に当てはまるものはどれか。
法別表第一で定めるアルコール類について、「組成等を勘案して総務省令で定めるものは危険物から除外される」とあるが、総務省令で定めるものとは、1分子を構成する炭素の数が1個から3個までの飽和1価アルコールの含有量が(  )未満の水溶液である。
選択肢
  1. 50%
  2. 60%
  3. 70%
  4. 80%
  5. 90%
回答欄 1 2 3 4 5

問題 3 現在、灯油を、200Lを貯蔵している。これと同一場所に貯蔵した場合、指定数量以上とみなされるものは、次のうちどれか。
選択肢
  1. ガソリン…………………100L
  2. エタノール………………200L
  3. 軽油………………………800L
  4. 重油………………………1,500L
  5. ギヤー油…………………2,000L
回答欄 1 2 3 4 5

問題 4 法令上、危険物施設から一定の距離(保安距離)を保たなければならない対象物と保安距離の組合せで、誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 敷地外の一般住宅………………10m
  2. 重要文化財………………………50m
  3. 病院………………………………30m
  4. 高圧ガス施設……………………20m
  5. 幼稚園……………………………20m
回答欄 1 2 3 4 5

問題 5 消火設備について次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 消火設備は第1種から第6種に区分されている。
  2. 第4類の危険物に適応する消火設備を第4種消火設備という。
  3. 消火粉末を放射する小型消火器は第4種消火設備である。
  4. 泡を放射する大型消火器は第3種消火設備である。
  5. 乾燥砂は第5種の消火設備に該当する。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 6 法令上、給油取扱所(屋外)の位置、構造及び設備の技術上の基準について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 給油取扱所の周囲には、自動車等の出入りする側を除き、高さ2m以上の耐火構造又は不燃材料で造った塀又は壁を設けなければならない。
  2. 給油取扱所は、学校、病院から30m以上離して設置しなければならない。
  3. 給油取扱所の地盤面以下に埋設して設ける専用タンクの容量制限はない。
  4. 「給油中エンジン停止」の掲示板を設けなければならない。
  5. 窓及び出入口は、防火設備を設けなければならない。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 7 法令上、製造所等の譲渡又は引渡を受けた場合の手続きとして、次のうち正しいものはどれか。
ただし、移動タンク貯蔵所は除く。
選択肢
  1. 所轄の消防長又は消防署長の承認を受けなければならない。
  2. 市町村長等の承認を受けなければならない。
  3. 当該区域を管轄する都道府県知事の承認を受けなければならない。
  4. 当該区域を管轄する都道府県知事の許可を受けなければならない。
  5. 遅滞なくその旨を市町村長等に届け出なければならない。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 8 市町村長等から出される使用停止命令に該当しないものは、次のうちどれか。
選択肢
  1. 製造所等の位置・構造・設備を無許可で使用、変更したとき。
  2. 製造所等を完成検査済証の交付前に使用したとき。
  3. 製造所等の定期点検の実施・記録・保存がなされないとき。
  4. 製造所等の措置命令に違反したとき。
  5. 製造所等の危険物取扱者が免状の返納命令を受けたとき。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 9 製造所等の定期点検について、次のうち誤っているものはどれか。
ただし、規則で定める漏れの点検及び固定式の泡消火設備に関する点検を除く。
選択肢
  1. 点検は製造所等の位置、構造及び設備が技術上の基準に適合しているかを点検する。
  2. 定期点検は1年に1回以上実施しなければならない。
  3. 危険物施設保安員は点検できない。
  4. 丙種危険物取扱者は点検できる。
  5. 点検記録は一定の期間保存しなければならない。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 10 次のうち、免状の書換えをしなければならないのはどれか。
選択肢
  1. 現住所を変更したとき。
  2. 本籍地の都道府県は変わらず、市町村のみが変わったとき。
  3. 写真が撮影から10年を経過したとき。
  4. 保安に関する講習を受けたとき。
  5. 勤務地を変更したとき。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 11 法令上、製造所等における危険物保安監督者の業務について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 危険物の取扱作業の実施に際し、当該作業が貯蔵又は取扱いの技術上の基準等に適合するように、作業者に対し必要な指示を行うこと。
  2. 危険物施設保安員をおく製造所等においては、危険物保安監督者がその指揮下にはいり、業務を行うこと。
  3. 火災及び危険物の流出等の事故が発生した場合は、作業者を指揮して応急の措置を講じるとともに、直ちに消防機関等に連絡すること。
  4. 火災等の災害の防止に関し、当該製造所等に隣接する製造所等その他関連する施設の関係者との間に連絡を保つこと。
  5. 危険物取扱者以外の者でも、危険物保安監督者の立会いがあれば、危険物の取扱いができる。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 12 法令上、製造所等の所有者等は、危険物の流出その他の事故が発生したとき講じなければならない措置として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 引き続く危険物の流出及び拡散の防止、流出した危険物の除去その他災害発生の防止のための応急の措置を講じなければならない。
  2. 可燃性蒸気の滞留している場所で、危険物を回収するときは、火花の発生する機械器具や、発熱する機械器具は、引火に注意して使用する。
  3. 事故発見者は、直ちに消防署、市町村長等の指定した場所、警察又は海上警備救難機関に通報しなければならない。
  4. 付近の住民に事故の発生を知らせるとともに、避難を呼びかける。
  5. 可燃性蒸気が滞留しているときは、付近の住民に対し、火気の使用を中止するよう呼びかける。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 13 移動タンク貯蔵所による危険物の取扱い及び移送について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 移送する危険物を取り扱うことのできる資格をもった危険物取扱者が乗車すること。
  2. 移動タンク貯蔵所には、完成検査済証、点検記録等を備え付けておくこと。
  3. 移動タンクからの漏油等災害発生のおそれのある場合は、応急措置を講じるとともに、消防機関等へ通報すること。
  4. 乗車する危険物取扱者は危険物取扱者の免状の写しを、携帯しなければならない。
  5. 消防吏員又は警察官は、火災の防止のため、特に必要があると認められたときは、走行中の移動タンク貯蔵所を停止させ、乗車している危険物取扱者に対し、免状の提示を求めることができる。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 14 法令上、指定数量以上の第4類の危険物とその他の類の危険物を車両で混載して運搬する場合、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 第1類のものとは、混載は認められていない。
  2. 第2類のものとは、混載は認められている。
  3. 第3類のものとは、混載は認められていない。
  4. 第5類のものとは、混載は認められている。
  5. 第6類のものとは、混載は認められていない
回答欄 1 2 3 4 5

問題 15 危険物の貯蔵・取扱い基準として、次のうち正しいものはどれか。 
選択肢
  1. 危険物のくず、かす等は、1日に1回以上廃棄、処置をすること。
  2. 危険物が残存している設備、機械器具、容器等を修理する際は、適宜換気をしながら行うこと。
  3. 危険物を保護液中に貯蔵する場合は、危険物が確認できるように一部を露出させておくこと。
  4. 油分離槽置に溜まった危険物は、水とよく混ぜ合わせ希釈して下水に流すこと。
  5. 製造所等では、一切の火気の使用をしないこと。
回答欄 1 2 3 4 5
物理・化学
問題 16 可燃性液体の燃焼の仕方として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 液体の表面から蒸発する可燃性蒸気が空気と混合して燃焼する。
  2. 液体が熱によって分解し、その際発生する可燃性ガスが燃焼する。
  3. 可燃性液体そのものが燃焼する。
  4. 液体の内部に酸素が吸収されて、液体内部で燃焼する。
  5. 液体が熱分解も蒸発もしないで、表面で酸素と反応して燃焼する。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 17 メタノールが完全燃焼したときの反応式は、次の式で表される。
2CH3OH + 3O2   →   4H2O + 2CO2
1モルのメタノールを完全燃焼させるのに必要な理論上の酸素量は、次のうちどれか。
ただし、原子量は、炭素(C)12、水素(H)1、酸素(O)16 とする。
選択肢
  1. 24g
  2. 32g
  3. 48g
  4. 96g
  5. 144g
回答欄 1 2 3 4 5

問題 18 自然発火の機構について、次の文中の(A)〜(C)に当てはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
「物質が空気中で常温(20℃)において自然に発熱し、発火する発熱原因には、分解熱、( A )、吸着熱などによるものがある。分解熱による例には、( B )などがあり、( A )による例には不飽和脂肪酸を多く含む、あまに油、キリ油などの( C )がある。」
選択肢
  1. A………酸化熱 B………セルロイド C………乾性油
  2. A………燃焼熱 B………石炭 C………半乾性油
  3. A………生成熱 B………硝化綿 C………不乾性油
  4. A………反応熱 B………ウレタンフォーム C………不乾性油
  5. A………中和熱 B………炭素粉末類 C………乾性油
回答欄 1 2 3 4 5

問題 19 窒息消火について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 二酸化炭素を放射すると、その周辺の酸素濃度が14〜15vol%以下に低下して、窒息消火する。
  2. 内部(自己)燃焼する物質には、窒息消火は効果がない。
  3. 水を燃焼物に放射したときに発生する水蒸気は、窒息消火の効果がある。
  4. 一般に、不燃性の気体で消火するとき、その気体は空気より重い方が良い。
  5. アルコールなどの水溶性の液体が燃えているとき、これに水を注ぐと火が消えるが、これは窒息消火である。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 20 次の性状を有する可燃性液体についての説明で、誤っているものはどれか。
「液体Aは、沸点300℃、引火点70℃、燃焼範囲1.1〜6.0%、発火点350℃、蒸気比重4.5である。」
選択肢
  1. 液体Aを300℃まで過熱すると、沸騰する。
  2. 液温が80℃のとき、炎を近づけると引火する。
  3. 350℃以上に熱した鉄板上に、Aを滴下すると発火する。
  4. 空気中のAの蒸気濃度が3%のとき、炎を近づけても燃焼しない。
  5. 蒸気の重さは、空気の4.5倍である。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 21 静電気について、誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 静電気の放電火花は、可燃性ガスの点火源になる。
  2. ガソリン等がホースの中を流れているとき、静電気が発生しやすい。
  3. 静電気の蓄積を防ぐには、絶縁性の高いものを使用する。
  4. 静電気は、人体にも発生する。
  5. 一般に合成繊維は、摩擦などにより静電気が発生しやすい。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 22 10℃のガソリン200Lを容器に入れて貯蔵する場合、ガソリンの液温が50℃まで上昇してもあふれないようにするには、内容積が最低何Lの容器を選べばよいか。
なお、ガソリンの体膨張率は1.4×0.001とし、蒸発による減少及び容器の膨張は考えないものとする。
選択肢
  1. 201L
  2. 202L
  3. 212L
  4. 213L
  5. 214L
回答欄 1 2 3 4 5

問題 23 二酸化炭素について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 一酸化炭素に比べて、酸化性に富む。
  2. 気体は無色で、空気より重い。
  3. 固体は気化熱が小さいので、冷却剤として適さない。
  4. 酸素や窒素に比較して、水に溶けにくい。
  5. どのような状態でも、極めて安定である。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 24 酸素の性状等について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 無色、無臭の気体である。
  2. 大気中、体積で21%含まれている。
  3. 実験室では、触媒を使用して過酸化水素を分解してつくられる。
  4. 高温では、一部の貴金属、希ガス元素を除き、ほとんどすべての元素と反応する。
  5. 酸素の同素体のオゾンとは、両者の性状はほぼ同一である。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 25 化学用語の説明として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 塩基とは、水に溶けて水酸化物イオンを生じる物質である。
  2. 中和とは、酸と塩基が反応して塩と水を生じることである。
  3. 還元剤とは、物質を還元し自らは酸化される物質をいう。
  4. 酸化とは、物質が酸素を失ったり、水素と化合したり、電子を取り入れたりする反応である。
  5. 塩の加水分解は、塩が水に溶けてアルカリ性又は酸性を生じる現象である。
回答欄 1 2 3 4 5
性質
問題 26 危険物の類ごとの性状について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 第1類の危険物は、還元性の強い固体である。
  2. 第2類の危険物は、酸化されやすい可燃性の固体である。
  3. 第3類の危険物は、水と反応しない不燃性の液体である。
  4. 第5類の危険物は、不燃性で酸素を分子構造中に含有している固体である。
  5. 6類の危険物は、酸化性の固体である。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 27 第4類の危険物の性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. すべて可燃性で、水に溶けないものが多い。
  2. 常温(20℃)で、すべて液体である。
  3. 水溶性のものは、水で薄めると引火点が低くなる。
  4. すべて蒸気比重は1より大きい。
  5. 液体の比重は、1より小さいものが多い。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 28 ガソリンの貯蔵タンクを修理又は清掃する場合の火災予防上の注意事項として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 洗浄のために水蒸気をタンク内に噴出させるときは、静電気の発生を防止するため、高圧で短時間に行う。
  2. タンク内に残っている可燃性蒸気を排出する。
  3. 残油等をタンクから抜き取るときは、静電気の蓄積を防止するため、容器等を接地する。
  4. 火花の発生しない工具を使用する。
  5. タンク内のガスを置換する場合には、窒素等の不活性ガスを使用する。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 29 エタノールやアセトンが大量に燃えているときの消火方法として、次のうち最も適切なものはどれか。 
選択肢
  1. 乾燥砂を散布する。
  2. 水溶性液体用泡消火剤を放射する。
  3. 膨張ひる石を散布する。
  4. 棒状注水をする。
  5. 一般のたん白泡消火剤を放射する。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 30 地下埋設配管(鋼管)の腐食による危険物の漏えい事故がたびたび発生しているが、この原因として次のうち考えられないものはどれか。
選択肢
  1. 地下水位が高かったため、常時、配管の上部は乾燥、下部は湿った状態にあった。
  2. 配管の設置に際し、工具の落下により、配管の防食被覆がはがれたのに気づかず埋設したため。
  3. コンクリート中に埋設した。
  4. 接地(アース)用の銅の棒を地中に差し込んだ際に、埋設配管と銅の棒が接触したため。
  5. 付近に直流電流設備を設置されていることによる迷走電流のため。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 31 自動車ガソリンについて、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 水より軽い。
  2. 発火点は100℃より低い。
  3. 引火点は一般に―40℃以下である。
  4. 燃焼範囲はおおむね1〜8vol%である。
  5. オレンジ系に着色されている。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 32 動植物油類のうち、乾性油は自然発火することがあるが、次のうち最も自然発火しやすい状態のものはどれか。
選択肢
  1. 金属容器に収納したものを長期間、倉庫に貯蔵しているとき。
  2. ぼろ布等に染み込ませたものを長期間、通気性の悪いところにたい積させているとき。
  3. ガラス製容器に収納したものを長期間、直射日光のあたるところに放置しているとき。
  4. 水が混入した容器を、屋外で貯蔵しているとき。
  5. 種々の動植物油類を同一の倉庫で貯蔵しているとき。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 33 灯油と軽油の性状について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 灯油は一種の植物油であるが、軽油は石油製品である。
  2. ともに精製したものは無色であるが、軽油はオレンジ色に着色されている。
  3. ともに電気の不導体であり、流動により静電気が発生しやすい。
  4. ともに第三石油類である。
  5. ともに常温(20℃)付近で引火する。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 34 引火点が低いものから高いものの順になっているものは、次のうちどれか。
選択肢
  1. 重油→ギヤー油→軽油
  2. ジエチルエーテル→キシレン→重油
  3. ギヤー油→灯油→二硫化炭素
  4. 軽油→ガソリン→トルエン
  5. シリンダー油→エタノール→灯油
回答欄 1 2 3 4 5

問題 35 ベンゼンとトルエンについて、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. いずれも芳香族炭化水素である。
  2. いずれも引火点は、常温(20℃)より低い。
  3. いずれも水に溶けやすい。
  4. 蒸気は、いずれも有毒である。
  5. いずれも無色の液体で、水より軽い。
回答欄 1 2 3 4 5



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