甲種危険物取扱者 模擬試験 No.2 


法 令

問題 1 法令上、製造所等の区分に関する一般的な説明について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.簡易タンク貯蔵所とは、簡易タンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取り扱う貯蔵所をいう。
  2. 2.屋内貯蔵所とは、屋内の場所において危険物を貯蔵し、又は取り扱う貯蔵所をいう。
  3. 3.第一種販売取扱所とは、店舗において容器入りのままで販売するため指定数量の15倍以下の危険物を取り扱う取扱所をいう。
  4. 4.移動タンク貯蔵所とは、鉄道又は車両に固定されたタンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取り扱う貯蔵所をいう。
  5. 5.地下タンク貯蔵所とは、地盤面下に埋没されているタンクにおいて危険物を貯蔵し、又は取り扱う貯蔵所をいう。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 2 法令上、製造所等において次に掲げる危険物を同一の場所に貯蔵する場合、指定数量の倍数として正しいものはどれか。
キシレン……………………………1,000L
1-ブタノール………………………2,000L
酢酸エチル…………………………800L
選択肢
  1. 1.5倍
  2. 2.6倍
  3. 3.7倍
  4. 4.10倍
  5. 5.11倍
回答欄 1 2 3 4 5

問題 3 法令上、予防規程を定めなければならない製造所等として、次のA〜Eのうち誤っているもののみの組合せはどれか。
A.製造所で指定数量の倍数が10以上のところ
B.屋内貯蔵所で指定数量の倍数が150以上のところ
C.屋外タンク貯蔵所で指定数量の倍数が10以上のところ
D.すべての給油取扱所
E.すべての一般取扱所
選択肢
  1. 1.A B
  2. 2.A D
  3. 3.B C
  4. 4.C E
  5. 5.D E
回答欄 1 2 3 4 5

問題 4 法令上、危険物を貯蔵し、又は取り扱う製造所等の建築物の周囲に保有しなければならない一定の空地について、次のうち正しいものはどれか。 ただし、特例基準を適用する場合を除く。
選択肢
  1. 1.地下タンク貯蔵所は、空地を保有しなければならない。
  2. 2.給油取扱所は、空地を保有しなければならない。
  3. 3.屋外に設置してある簡易タンク貯蔵所は、空地を保有しなければならない。
  4. 4.屋内タンク貯蔵所は、空地を保有しなければならない。
  5. 5.屋外タンク貯蔵所は、タンクの水平断面の半径と同じ長さの空地を保有する必要がある。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 5 法令上、製造所等に設置する消火設備のうち、第3種消火設備について正しいもののみの組合せどれか。
A.粉末消火設備
B.水噴霧消火設備
C.スプリンクラー設備
D.粉末を放射する消火器
選択肢
  1. 1.A B
  2. 2.B C
  3. 3.B D
  4. 4.C D
  5. 5.D A
回答欄 1 2 3 4 5

問題 6 法令上、簡易タンク貯蔵所の構造及び設備の技術上の基準について、次のうち誤っているものはどれか。
ただし、特例基準を適用する場合を除く。
選択肢
  1. 1.ひとつの簡易タンク貯蔵所には、同一品質の危険物の簡易貯蔵タンクを3基まで設置することができる。
  2. 2.簡易貯蔵タンク1基の容量は、600L以下としなければならない。
  3. 3.簡易貯蔵タンクを屋外に設置する場合は、周囲に1m以上の空地を確保しなければならない。
  4. 4.簡易貯蔵タンクをタンク専用室に設ける場合は、タンクと専用室の壁との間に0.5m以上の間隔を保たなければならない。
  5. 5.簡易貯蔵タンクは、厚さ3.2mm以上の鋼板で気密に造り、外面はさびどめの塗装をするとともに、70kPaの圧力で10分間行う水圧試験において、漏れ、又は変形しないものでなければならない。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 7 液体の危険物を貯蔵する地下タンク貯蔵所の位置、構造及び設備の技術上の基準について、次のうち誤っているものはどれか。
ただし、特例基準を適用する場合を除く。
選択肢
  1. 1.危険物の量を自動的に表示する装置を設けること。
  2. 2.危険物の注入口は、屋外に設けること。
  3. 3.地下貯蔵タンクの配管は、当該タンクの頂部を避けて取り付けること。
  4. 4.圧力タンク以外のタンクには、無弁通気管又は大気弁付通気管を設けること。
  5. 5.地下貯蔵タンクの周囲には、液体の危険物の漏れを検知するための管を4箇所以上設けること。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 8 法令上、製造所等の位置、構造又は設備を変更する場合の手続きとして、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 1.変更工事終了後、10日以内に市町村長等の許可を得る。
  2. 2.市町村長等の変更の承認を受けてから、変更工事を開始する。
  3. 3.変更工事終了後、速やかに市町村長等に届け出る。
  4. 4.変更工事を開始しようとする日の10日前までに、市町村長等に届け出る。
  5. 5.市町村長等の変更許可を受けてから、変更工事を開始する。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 9 法令上、市町村長等が所有者等に製造所等の使用停止命令を発令することができる理由として、
次のうち該当しないものはどれか。
ただし、製造所等は危険物保安統括管理者及び危険物保安監督者を選任しなければならないところとする。
選択肢
  1. 1.危険物保安統括管理者を定めていない。
  2. 2.危険物保安監督者を定めていない。
  3. 3.危険物保安監督者を定めたが、市町村長等への届出を怠った。
  4. 4.危険物保安統括管理者の解任命令に従わなかった。
  5. 5.危険物保安監督者の解任命令に従わなかった。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 10 法令上、免状の交付を受けている者が、免状を亡失・滅失若しくは、汚損・破損した場合の再交付の申請について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.当該免状を交付した都道府県知事に申請することができる。
  2. 2.当該免状の書換えをした都道府県知事に申請することができる。
  3. 3.居住地を管轄する都道府県知事に申請することができる。
  4. 4.免状を破損し再交付を受ける場合は、当該免状を添えて申請しなければならない。
  5. 5.免状を亡失し、その再交付を受けた者が、亡失した免状を発見した場合は、それを10日以内に免状を再交付した都道府県知事に提出しなければならない。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 11 法令上、危険物の取扱作業の保安に関する講習について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 1.危険物施設保安員は、すべてこの講習を受けなければならない。
  2. 2.危険物保安監督者は、すべてこの講習を受けなければならない。
  3. 3.現に製造所等において危険物の取扱作業に従事していない危険物取扱者は、免状の10年に1回の書換えの際に講習を受けなければならない。
  4. 4.法令に違反した危険物取扱者は、その違反内容に応じた講習を受けなければならない。
  5. 5.指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取り扱う施設において危険物の取扱作業に従事する危険物取扱者は、一定の期間内に受講しなければならない。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 12 製造所等のうち、政令で定める一定規模以上になると市町村長等が行う保安に関する検査の対象となるものは、次のうちどれか。
選択肢
  1. 1.屋外タンク貯蔵所
  2. 2.一般取扱所
  3. 3.給油取扱所
  4. 4.製造所
  5. 5.地下タンク貯蔵所
回答欄 1 2 3 4 5

問題 13 法令上、屋外貯蔵タンクに危険物を注入するとき、あらかじめ、タンク内の空気を不活性のガスと置換しなければならないものは、次のうちどれか。
選択肢
  1. 1.アセトアルデヒド
  2. 2.エタノール
  3. 3.クレオソート油
  4. 4.ベンゼン
  5. 5.ジエチルエーテル
回答欄 1 2 3 4 5

問題 14 法令上、製造所等の定期点検に関する記述について、次のうち誤っているものはどれか。
ただし、規則で定める漏れの点検及び固定式の泡消火設備に関する点検を除く。
選択肢
  1. 1.定期点検は、製造所等の位置、構造及び設備が技術上の基準に適合しているかどうかについて行う。
  2. 2.地下タンクを有する給油取扱所は、定期点検を実施しなければならない。
  3. 3.甲種、乙種、丙種危険物取扱者及び免状の交付を受けていない危険物施設保安員は、定期点検を行うことができる。
  4. 4.点検記録には、製造所等の名称、点検の方法及び結果、点検年月日、点検を行った者の氏名を記載しなければならない。
  5. 5.点検記録の保存年限は、すべて5年間である。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 15 法令上、危険物の運搬について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 1.運搬容器は、不燃性のもののみが認められている。
  2. 2.指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合は、その都度市町村長等に届け出なければならない。
  3. 3.指定数量未満の危険物を車両で運搬する場合は、運搬に関する基準は適用されない。
  4. 4.指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合は、当該車両に「危」の標識を掲げなければならない。
  5. 5.類を異にする危険物の混載は、一切禁止されている。
回答欄 1 2 3 4 5

物 化

問題 16 燃焼の一般的事項について、次のA〜Eのうち適切でないもののみの組合せはどれか。
A 固体を粉末状にすると、融点や沸点が低くなるため燃焼しやすくなる。
B 粉じんを着火させるエネルギーは、粉じんの濃度により変化する。
C 固体は、熱伝導率が大きいほど着火しやすい。
D 可燃物は、燃焼熱が大きいほど燃焼しやすい。
E 可燃性気体と酸素との混合気体は、圧力が高くなると酸化反応の速度が増して燃焼しやすくなる。
選択肢
  1. 1.A B
  2. 2.A C
  3. 3.B D
  4. 4.B E
  5. 5.C E
回答欄 1 2 3 4 5

問題 17 次の性状を有する可燃性液体についての説明で、正しいものはどれか。
液体の比重………………0.87
引火点……………………−18℃
沸点………………………56.5℃
蒸気比重(空気=1)……2.0
発火点……………………537℃
選択肢
  1. 1.この液体2kgの容量は1.74Lである。
  2. 2.空気中で引火するのに十分な濃度の蒸気を、液面上に発生する最低の液温は−18℃である。
  3. 3.56.5℃になるまでは、飽和蒸気圧とならない。
  4. 4.発生する蒸気の重さは、水蒸気の重さの約2倍である。
  5. 5.炎を近づけても、537℃になるまでは燃焼しない。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 18 1molが完全燃焼する場合、次のうち酸素量が最も多く必要な物質はどれか。
選択肢
  1. 1.C3H7OH
  2. 2.CH3COCH3
  3. 3.C2H5OC2H5
  4. 4.CH3COC2H5
  5. 5.CH3COOC2H5
回答欄 1 2 3 4 5

問題 19 泡消火剤の一般的な説明について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.化学泡消火剤から生成する泡の気体は二酸化炭素である。
  2. 2.たん白泡消火剤の泡は熱に強く、かつ、風による消泡や飛散が少ない。
  3. 3.界面活性剤の泡は、たん白泡消火剤の泡に比較して、液面上での広がり速度は大きいが、風の影響を受けやすい。
  4. 4.界面活性剤の水溶液は、油が染み込んだ繊維類の内部にも浸透しやすい。
  5. 5.たん白泡消火剤の起泡性は、界面活性剤よりも優れる。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 20 静電気に関する説明について、次のA〜Eのうち正しいものはいくつあるか。
A 静電気は、固体だけでなく液体にも発生する。
B 静電気は、湿度の低いときに蓄積しやすい。
C 静電気は、人体にも帯電する。
D 静電気の蓄積を防止する方法の1つに接地がある。
E 静電気による火災には、注水消火は絶対禁物で、電気火災に準じた消火方法がよい。
選択肢
  1. 1.1つ
  2. 2.2つ
  3. 3.3つ
  4. 4.4つ
  5. 5.5つ
回答欄 1 2 3 4 5

問題 21 次の式は、エタン(C2H6)が燃焼したときの熱化学方程式である。
燃焼熱Qの値は、次のうちどれか。
C2H6(気) + 7/2O2 (気) = 2CO2(気) + 3H2O(液)+〔Q〕kJ
ただし、二酸化炭素(CO2)、水(H2O)、エタンの生成の燃焼熱は次のとおりとする。
C(黒鉛)+ O2 (気)= CO2(気)+ 394kJ
H2(気)+ 1/2O2(気) = H2O(液)+ 286kJ
2C(黒鉛) + 3H2(気) = C2H6(気)+ 84kJ
(気)は気体、(液)は液体を表す。
選択肢
  1. 1.726
  2. 2.891
  3. 3.1368
  4. 4.1562
  5. 5.2219
回答欄 1 2 3 4 5

問題 22 0℃、1.013×105Pa(1気圧)において、1.12Lの容器に封入されている気体の炭化水素に、
過剰の酸素を圧入して完全燃焼させて冷却し、生成した水を集めたところ1.8gであった。
この炭化水素に適当な触媒を用いて水素を最大限に付加させたところ、炭化水素と同容量の水素を消費した。
この炭化水素として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 1.メタン
  2. 2.アセチレン
  3. 3.エチレン
  4. 4.エタン
  5. 5.イソブチレン
回答欄 1 2 3 4 5

問題 23 中和滴定において、濃度0.1mol/Lの水溶液の酸、塩基、その際に用いられる指示薬の組合せで、次のうち誤っているものはどれか。
ただし、指示薬の変色域は、メチルオレンジがpH3.1〜4.4、フェノールフタレインがpH8〜10とする。
選択肢
  1. 1.酸……酢酸、塩基……水酸化ナトリウム、指示薬……フェノールフタレイン
  2. 2.酸……硝酸、塩基……アンモニア水、指示薬……メチルオレンジ
  3. 3.酸……硫酸、塩基……アンモニア水、指示薬……フェノールフタレイン
  4. 4.酸……塩酸、塩基……炭酸ナトリウム、指示薬……メチルオレンジ
  5. 5.酸……シュウ酸、塩基……水酸化カリウム、指示薬……フェノールフタレイン
回答欄 1 2 3 4 5

問題 24 有機化合物とそれに含まれている官能基の組合せで、誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.エタノール………………ヒドロキシル基
  2. 2.アセトン…………………カルボニル基(ケトン基)
  3. 3.ジエチルエーテル………エチル基
  4. 4.酢酸………………………カルボキシル基
  5. 5.アクリル酸………………アミノ基
回答欄 1 2 3 4 5

問題 25 地中に埋設された危険物配管を電気化学的な腐食から守るために、異種金属と接続する方法がある。
配管が鉄製の場合、接続する金属として適切なものは、次のうちいくつあるか。
ニッケル


亜鉛
マグネシウム
選択肢
  1. 1.1つ
  2. 2.2つ
  3. 3.3つ
  4. 4.4つ
  5. 5.5つ
回答欄 1 2 3 4 5

性 消

問題 26 危険物の類ごとの性状について、次のA〜Eの記述のうち、誤っているものはいくつあるか。
A 第1類の危険物は、他の物質を酸化する酸素を分子構造中に含有しており、加熱、衝撃等により分解して酸素を放出するため、周囲の可燃物の燃焼を著しく促す。
B 第3類の危険物は、水と接触して発熱し、可燃性ガスを生成するものがある。
C 第4類の危険物の蒸気は、空気とある一定の範囲に混合されると爆発性の混合気体を生じる。
D 第5類の危険物は、すべて比重は1より小さく、加熱、衝撃、摩擦等で発火し、爆発する固体である。
E 第6類の危険物は、すべて液体であり、可燃性のものは有機化合物で、不燃性のものは無機化合物である。
選択肢
  1. 1.1つ
  2. 2.2つ
  3. 3.3つ
  4. 4.4つ
  5. 5.5つ
回答欄 1 2 3 4 5

問題 27 第2類の危険物の一般的性状として、次のA〜Eのうち誤っているものはいくつあるか。
A いずれも可燃性の液体である。
B 比重は、1より大きいものが多い。
C 水に溶けないものが多い。
D 燃焼して有毒ガスを発生するものがある。
E 微粉状のものは、空気中で粉じん爆発を起こしやすい。
選択肢
  1. 1.1つ
  2. 2.2つ
  3. 3.3つ
  4. 4.4つ
  5. 5.5つ
回答欄 1 2 3 4 5

問題 28 次に掲げる危険物のうち、常温(20℃)で油状のものはどれか。
選択肢
  1. 1.ピクリン酸
  2. 2.ニトログリセリン
  3. 3.ニトロセルロース
  4. 4.硫酸ヒドラジン
  5. 5.アジ化ナトリウム
回答欄 1 2 3 4 5

問題 29 第1類の危険物の性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.多くは無色の結晶又は白色の粉末である。
  2. 2.一般に不燃性の物質である。
  3. 3.加熱、衝撃、摩擦等により分解して酸素を放出する。
  4. 4.酸化されやすい物質と混合すると爆発する危険性がある。
  5. 5.多くは有機化合物である。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 30 過塩素酸の性状について、次のA〜Dのうち、正しいものはいくつあるか。
A 無色の発煙性液体である。
B 水と作用して発熱する。
C おがくず、木片等の有機物と接触すると自然発火することがある。
D 皮膚を腐食する。
選択肢
  1. 1.なし
  2. 2.1つ
  3. 3.2つ
  4. 4.3つ
  5. 5.4つ
回答欄 1 2 3 4 5

問題 31 第3類の危険物の貯蔵、取扱いについて、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.トリエチルアルミニウムは、容器は耐圧性を有するものを用いて、容器の破損を防ぐために安全弁をつけ、常に窒素などの不活性ガスの中で貯蔵した。
  2. 2.ジエチル亜鉛は、容器は完全に密封し、常に窒素などの不活性ガスの中で貯蔵した。
  3. 3.水素化ナトリウムは、窒素封入ビン等に密栓して貯蔵した。
  4. 4.トリクロロシランは、水分、湿気に触れないように密封した容器内に貯蔵した。
  5. 5.黄リンは、空気に触れないように灯油中に貯蔵した。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 32 リン化カルシウムの性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.暗赤色の固体である。
  2. 2.水より重い。
  3. 3.酸と混合すると、分解が抑制される。
  4. 4.火災の際に、有毒なガスを生じる。
  5. 5.水と作用して、有毒で可燃性のリン化水素を発生する。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 33 過酸化ナトリウムの初期消火の方法として、最も適切なものはどれか。
選択肢
  1. 1.注水
  2. 2.泡消火剤
  3. 3.強化液消火剤
  4. 4.耐アルコール泡消火剤
  5. 5.乾燥砂
回答欄 1 2 3 4 5

問題 34 黄リンの火災の消火方法として、次のうち適切でないものはどれか。
選択肢
  1. 1.噴霧で注水する。
  2. 2.霧状の強化液を使用する。
  3. 3.泡消火剤を使用する。
  4. 4.二酸化炭素消火剤を使用する。
  5. 5.乾燥砂で覆う。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 35 過酢酸の性状等について、次のA〜Dのうち正しいものをすべて掲げている組合せはどれか。
A 無色の液体である。
B 水、アルコールには溶けない。
C 皮膚、粘膜に激しい刺激作用がある。
D 硫酸によく溶ける。
選択肢
  1. 1.B、C
  2. 2.A、C、D
  3. 3.A、D
  4. 4.B、C、D
  5. 5.A、C
回答欄 1 2 3 4 5

問題 36 三酸化クロム(無水クロム酸)の性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.暗赤色の針状結晶である。
  2. 2.潮解性を有する。
  3. 3.水、希エタノールに溶ける。
  4. 4.高温で分解して酸素を発生する。
  5. 5.貯蔵する容器は、金属以外のものを用いる。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 37 アジ化ナトリウムの性状として、誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.無色の板状結晶である。
  2. 2.水に溶けない。
  3. 3.水と重金属があると、極めて鋭敏なアジ化物をつくる。
  4. 4.酸と反応して、有毒で爆発性のアジ化水素酸を発生する。
  5. 5.空気中で加熱すると、窒素ガスとナトリウムを生成する。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 38 リチウムの性状について、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 1.空気に触れると直ちに発火する。
  2. 2.密度は常温(20℃)において、固体の単体のなかで最も小さい。
  3. 3.ナトリウムやカリウムより反応性に富む。
  4. 4.ハロゲンとは反応しない。
  5. 5.融点は約100℃である。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 39 過酸化水素と硝酸に共通する性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.触れると皮膚がただれる。
  2. 2.水に溶けない。
  3. 3.それ自体は不燃性である。
  4. 4.加熱すると分解して支燃性ガスを生じる。
  5. 5.有機物などと接触すると発火する危険がある。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 40 赤リンの性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.赤褐色の粉末である。
  2. 2.無臭である。
  3. 3.水、二硫化炭素によく溶ける。
  4. 4.粉じん爆発することがある。
  5. 5.毒性はほとんどない。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 41 1−ブタノールの性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.引火点は37℃である。
  2. 2.燃焼すると有毒ガスが発生する。
  3. 3.比重は1より小さい。
  4. 4.蒸気は空気より重い。
  5. 5.発火点は343℃である。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 42 軽油の性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.水より軽い。
  2. 2.沸点は水より低い。
  3. 3.蒸気は空気より重い。
  4. 4.ディーゼル機関等で燃料として用いられる。
  5. 5.引火点は45℃以上である。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 43 亜鉛粉の性状として、誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.水分と接触すると自然発火することがある。
  2. 2.酸、アルカリと反応し水素を発生する。
  3. 3.着火すると燃焼し赤色光を発する。
  4. 4.ハロゲン元素と接触すると自然発火することがある。
  5. 5.粒度の小さいものほど燃えやすい。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 44 ハロゲン間化合物の性状として、誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.2種のハロゲンからなる化合物の総称である。
  2. 2.多数のフッ素原子を含むものほど、反応性に富む。
  3. 3.水と反応し発熱と分解を起こす。
  4. 4.金属とは反応しない。
  5. 5.無色の液体である。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 45 次のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.酸化プロピレンは、酸化鉄との混触で重合が促進されて発熱する。
  2. 2.塩素酸カリウムと塩素酸ナトリウムは、アンモニア、塩化アンモニウム等と反応して、不安定な塩素酸塩を生成し、自然爆発することがある。
  3. 3.マグネシウムは、水、及び酸と反応して水素を発生する。
  4. 4.炭化カルシウムは、水と作用してアセチレンガスと熱を発生し、水酸化カルシウムになる。
  5. 5.ニトログリセリンは、カセイソーダのアルコール溶液を混合すると打撃や衝撃で爆発しやすくなる。
回答欄 1 2 3 4 5



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