甲種危険物取扱者 模擬試験 No.5 


法 令

問題 1 法別表第一に定める危険物の類別と性質で、次のうち誤っているものの組合せはどれか。
選択肢
  1. 1. 第1類………酸化性固体
  2. 2. 第2類………可燃性固体
  3. 3. 第3類………引火性固体
  4. 4. 第5類………自己反応性物質
  5. 5. 第6類………酸化性液体
回答欄 1 2 3 4 5

問題 2 法令上、耐火構造の隔壁によって完全に区分された3室を持つ屋内貯蔵所において、 次に示す危険物をそれぞれの室で貯蔵するとき、
この屋内貯蔵所は、指定数量の何倍の危険物を貯蔵することとなるか。
鉄粉……………………… 500 kg
ナトリウム……………… 50 kg
アセトン………………… 2,000 L
選択肢
  1. 1.11倍
  2. 2.13倍
  3. 3.15倍
  4. 4.17倍
  5. 5.19倍
回答欄 1 2 3 4 5

問題 3 法令上、予防規程に定めるべき主な事項として、該当しないものはどれか。
選択肢
  1. 1. 製造所等の位置、構造及び設備を明示した書類及び図面の整備に関すること。
  2. 2. 危険物保安監督者が、旅行、疾病その他の事故によって、その職務を行うことができない場合に、その職務を代行する者に関すること。
  3. 3. 危険物施設の運転又は操作に関すること。
  4. 4. 危険物の保安のための巡視、点検及び検査に関すること。
  5. 5. 製造所等において発生した火災及び消火のために受けた損害調査に関すること。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 4 法令上、製造所等から一定の距離(保安距離)を保たなければならない旨の規定が設けられているが、 次の建築物等と確保している距離の組合せで、誤っているものはどれか。
ただし、市町村長が認める不燃材料で造った防火上安全な塀を設けたもの、および特例基準は除く。
選択肢
  1. 1. 使用電圧が、66、000Vの特別高圧架空電線……………水平距離で5 m
  2. 2. 住居(同一敷地内に存するものを除く)……………………15 m
  3. 3. 高圧ガスの施設(都道府県知事が認めたもの)…………25 m
  4. 4. 重要文化財の建造物…………………………………………40 m
  5. 5. 幼稚園…………………………………………………………30 m
回答欄 1 2 3 4 5

問題 5 法令上、製造所等の消火設備について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.危険物は、指定数量の10倍が1所要単位である。
  2. 2.一般取扱所に設置する屋内消火栓は、各階ごと、階の各部分からホース接続口まで25m以下となるように設ける。泡消火設備
  3. 3.第4類の危険物を貯蔵し取り扱う屋内タンク貯蔵所には、スプリンクラー設備を設ける。
  4. 4.屋外貯蔵所に設置する第5種消火設備の小型消火器は、防護対象物までの歩行距離が20m以下になるように設ける。
  5. 5.地下タンク貯蔵所には貯蔵する危険物に関係なく、第5種の消火設備を2個以上設ける。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 6 法令上、屋外型の給油取扱所の位置、構造及び設備の基準について、次のうち正しいものはどれか。
なお、航空機、船舶及び鉄道に給油する給油取扱所及び、その他の特例基準が適用されるものを除く。
選択肢
  1. 1.付近の保安対象物に対し、一定の距離(保安距離)を保たなければならない。
  2. 2.給油空地及び注油空地は、漏れた危険物が浸透しないための舗装をすること。
  3. 3.固定給油設備若しくは固定注油設備に接続する専用タンクの容量は10,000 L以下とすること。
  4. 4.給油取扱所の周囲には、自動車等の出入りする側を除き、高さ1.8 m以上の耐火構造又は不燃材料の塀又は壁を設けること。
  5. 5.給油を受ける自動車等が出入するための、間口8 m以上、奥行き6 m以上の空地を保有すること。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 7 法令上、軽油を貯蔵する屋外貯蔵所の位置、構造及び設備の基準について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.貯蔵場所は、湿潤でなく、かつ排水のよい場所に設置すること。
  2. 2.危険物は、地盤面に設けた囲いの内側で貯蔵し、一つの囲いの内側の面積は、100平方メートル以下とすること。
  3. 3.周囲には、さく等を設けて明確に区画すること。
  4. 4.架台を設ける場合は、不燃材料で造るとともに、堅固な地盤面に固定すること。
  5. 5.見やすい箇所に屋外貯蔵所である旨を表示した標識及び防火に関し必要な事項を掲示した掲示板を設けること。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 8 仮使用の説明として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 1.仮使用とは、製造所等を変更する場合に、変更工事に係る部分以外の部分の全部又は一部を、市町村長等の承認を得て完成検査前に仮に使用することをいう。
  2. 2.仮使用とは、製造所等を変更する場合に、工事が終了した部分を仮に使用することをいう。
  3. 3.仮使用とは、製造所等の設置工事において、工事終了部分の機械装置を完成検査前に試運転することをいう。
  4. 4.仮使用とは、製造所等を変更する場合、変更工事の開始前に仮に使用することをいう。
  5. 5.仮使用とは、定期点検中の製造所等を10日以内の期間、仮に使用することをいう。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 9 法令上、製造所等の所有者等に対し、市町村長等が許可の取り消しを命じることができる事由に該当するものの組合せとして、
次のうち正しいものはどれか。
A.危険物保安監督者を定めなければならない製造所等において危険物保安監督者を定めていないとき。
B.予防規程を定めなければならない製造所等において、それを定めていないとき。
C.製造所の貯蔵タンクが劣化したため、無許可で変更の工事をしたとき。
D.定期点検が義務付けられている製造所等において定期点検を実施していないとき。
選択肢
  1. 1. AB
  2. 2. AC
  3. 3. BC
  4. 4. BD
  5. 5.  CD 
回答欄 1 2 3 4 5

問題 10 法令上、危険物取扱者免状の交付を受けている者が、免状を亡失・滅失若しくは、汚損・破損した場合の再交付の申請について、
次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.1. 当該免状を交付した都道府県知事に申請することができる。
  2. 2.2. 当該免状の書換えをした都道府県知事に申請することができる。
  3. 3.3. 居住地を管轄する都道府県知事に申請することができる。
  4. 4.4. 免状を破損し再交付を受ける場合は、当該免状を添えて申請しなければならない。
  5. 5.5. 免状を亡失し、その再交付を受けた者が、亡失した免状を発見した場合は、
    それを10日以内に免状を再交付した都道府県知事に提出しなければならない。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 11 法令上、危険物の取扱作業の保安に関する講習について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.危険物保安統括管理者のうち、危険物取扱者の資格を有していない者は、受講しなければならない。
  2. 2.危険物取扱者であっても、現に危険物の取扱作業に従事していない者は、受講の義務はない。
  3. 3.危険物保安監督者として、所有者等から選任を受けた者は、受講しなければならない。
  4. 4.免状の交付を受けた都道府県だけでなく、他の都道府県で行われている講習を受講することができる。
  5. 5.受講義務のある危険物取扱者が受講しなかった場合、免状の返納命令を受けることがある。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 12 法令上、移動タンク貯蔵所に備え付けておかなければならない書類について、次のA〜Eのうち正しいものはいくつあるか。
A 設置の許可書
B 完成検査済証
C 定期点検の記録
D 譲渡又は引渡の届出書
E 品名、数量又は指定数量の倍数の変更の届出書
選択肢
  1. 1.1つ
  2. 2.2つ
  3. 3.3つ
  4. 4.4つ
  5. 5.5つ
回答欄 1 2 3 4 5

問題 13 法令上、危険物の貯蔵の基準について、屋内貯蔵所に容器に収納しないで貯蔵できる危険物は、次のうちどれか。
選択肢
  1. 1.重クロム酸カリウム
  2. 2.硫化リン
  3. 3.塊状の硫黄
  4. 4.ニトロソ化合物
  5. 5.カルシウムの炭化物
回答欄 1 2 3 4 5

問題 14 法令上、製造所等の定期点検について、次のうち誤っているものはどれか。
ただし、規則で定める漏れの点検及び固定式の泡消火設備に関する点検を除く。
選択肢
  1. 1. 定期点検は、製造所等の位置、構造及び設備が技術上の基準に適合しているかどうかについて行う。
  2. 2. 定期点検は1年に1回以上実施しなければならない。
  3. 3. 危険物施設保安員は危険物取扱者の立会いなしで、点検を行うことができる。
  4. 4. 危険物取扱者の立会いを受けた場合は、危険物取扱者以外の者が点検を行うことができる。
  5. 5. 製造所等の所有者、管理者又は占有者は、定期点検の結果を速やかに市町村長等に提出しなければならない。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 15 危険物と運搬容器の外部に行う注意事項の表示の組合せとして、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 1.第1類…………………「火気厳禁」
  2. 2.第2類…………………「可燃物接触注意」
  3. 3.第3類…………………「衝撃注意」
  4. 4.第4類…………………「火気注意」
  5. 5.第6類…………………「可燃物接触注意」
回答欄 1 2 3 4 5

物 化

問題 16 燃焼についての説明で、次のA〜Eの記述のうち誤っているものはいくつあるか。
A 一般に燃焼が起こるには、反応物質としての可燃物と酸化剤および反応のきっかけとなる、点火エネルギーが必要である。
B 燃焼が起こるための酸化剤として、二酸化炭素や酸化鉄などの、物質中に含まれる酸素が使われることはない。
C 可燃性液体の燃焼は、燃焼による発熱により加熱されて、蒸発または分解して可燃性の気体に変わり燃焼する。
D 可燃物が酸化剤と反応して酸化物を生成する反応のうち、大量の熱と光を発生するものを燃焼という。
E 固体の表面燃焼は、物質が熱分解や蒸発もしないで、その表面で酸素と反応して燃焼する。

選択肢
  1. 1.1つ
  2. 2.2つ
  3. 3.3つ
  4. 4.4つ
  5. 5.5つ
回答欄 1 2 3 4 5

問題 17 次の物質1molを完全燃焼させた場合、消費する理論酸素量が、互いに等しくなる組合せはどれか。
選択肢
  1. 1.水素 炭素
  2. 2.亜鉛 アルミニウム
  3. 3.メタン 酢酸
  4. 4.エタン アセトン
  5. 5.ベンゼン 一酸化炭素
回答欄 1 2 3 4 5

問題 18 同一物質の引火点、燃焼点、発火点の数値を比べた場合、低いものから高いものの順番で、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 1.発火点 < 燃焼点 < 引火点
  2. 2.燃焼点 < 引火点 < 発火点
  3. 3.引火点 < 発火点 < 燃焼点
  4. 4.燃焼点 < 発火点 < 引火点
  5. 5.引火点 < 燃焼点 < 発火点
回答欄 1 2 3 4 5

問題 19 液体危険物が静電気を帯電しやすい条件について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 圧力をかけられた液体が、ノズル、亀裂等の断面積の小さな開口部から噴出したとき。
  2. 2. 液体が液滴となって、空気中に放射されたとき。
  3. 3. 導電性の低い液体が、配管を流れたとき。
  4. 4. 液体相互または液体と粉体等とを混合・撹拌したとき。
  5. 5. 直射日光に長時間、さらされたとき。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 20 消火の方法には、除去消火、窒息消火、冷却消火及び抑制作用による消火があるが、次の説明のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 除去消火とは、燃焼に必要な可燃物を取り去ることによる消火であり、爆発を用いて油田火災を消火する方法や、ガスの元栓を閉めることがこれにあたる。
  2. 2. 窒息消火とは、燃焼に必要な酸素の供給を遮断することによる消火で、二酸化炭素又は不燃性固体を用いることがこれにあたる。
  3. 3. 抑制作用による消火とは、可燃物が活性化して連鎖的に酸化反応を起こすのを抑制することによる消火であり、窒素ガス消火剤による消火がこれにあたる。
  4. 4. 冷却消火とは、燃焼物の温度を下げて消火する方法であり、一般的には、水をかけて消火することがこれにあたる。
  5. 5. 可燃性液体の燃焼に際して、この液体を不燃性の液体で薄めていくと、液面上の蒸気の量が次第に減少し燃焼が止まるが、希釈消火法は原理的には除去消火法である。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 21 炎色反応で、黄色を示すアルカリ金属は、次のうちどれか。
選択肢
  1. 1. リチウム
  2. 2. ナトリウム
  3. 3. カリウム
  4. 4. カルシウム
  5. 5. バリウム
回答欄 1 2 3 4 5

問題 22 亜鉛板と銅板を希硫酸の中に入れ、それを導線で接続したときに起きる現象の説明として、次のうち正しいものはどれか。
選択肢
  1. 1. 亜鉛板が溶ける。
  2. 2. 銅板が溶ける。
  3. 3. 銅板から酸素が発生する。
  4. 4. 亜鉛板から水素が発生する。
  5. 5. 亜鉛板、銅板も同時に溶ける。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 23 過塩素酸 201 kgから過塩素酸ナトリウム 245 kg生成するために必要な炭酸ナトリウムの量として、
正しいものは次のうちどれか。
なお、原子量は、H=1、C=12、O=16、Na=23、Cl=35.5 とする。
選択肢
  1. 1.53kg
  2. 2.102s
  3. 3.106kg
  4. 4.287kg
  5. 5.314kg
回答欄 1 2 3 4 5

問題 24 フェノールに関する説明について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 直鎖状の構造をもつ有機化合物である。
  2. 2. 水酸化ナトリウムなどの強い塩基の水溶液には、塩をつくって溶ける。
  3. 3. 特異臭を有する、芳香族化合物である。
  4. 4. 濃硫酸と濃硝酸の混酸を加えて加熱すると、ニトロ化される。
  5. 5. ベンゼンの水素原子1個をヒドロキシ基に置換した形の化合物である。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 25 可逆反応における化学平衡に関する記述について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 平衡状態とは、正逆の反応速度が互いに等しくなり、見かけ上、反応が停止している状態である。
  2. 2. ある一部の成分を取り除くと、その成分が増加する方向に反応が進み、新たな平衡状態になる。
  3. 3. 圧力を大きくすると、気体の総分子数が減少する方向に反応が進み、新たな平衡状態になる。
  4. 4. 触媒を加えると、平衡に達するまでの時間は変化するが、平衡の移動は起こらない。
  5. 5. 加熱すると、発熱する方向に反応が進み、新たな平衡状態になる。
回答欄 1 2 3 4 5

性 消

問題 26 危険物の類ごとに共通する性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 第1類の危険物は、不燃性であるが、熱、衝撃、摩擦等によって分解して酸素を発生する酸化性の固体である。
  2. 2. 第2類の危険物は、比較的低温で着火しやすい可燃性の固体であるが、自然発火するものや、水と反応して発熱するものはない。
  3. 3. 第3類の危険物は、空気又は水と接触して発火もしくは可燃性ガスを発生する物質である。
  4. 4. 第5類の危険物は、加熱分解等の自己反応により、発火し、又は爆発する物質である。
  5. 5. 第6類の危険物は、酸化力が強く、有機物と混ぜるとこれを酸化させ、着火させることがある。又、水と激しく反応し発熱するものがある。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 27 第6類の危険物の性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 一般に皮膚を侵す作用が強い。
  2. 2. 薄めた溶液の方が、金属に対する腐食性が強くなるものがある。
  3. 3. 有機物と接触すると発火させる危険がある。
  4. 4. 水と反応して激しく発熱するものがある。
  5. 5. 大量にこぼれた場合は、水酸化ナトリウムの濃厚な水溶液で中和する。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 28 第2類の危険物の一般的性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. いずれも固体の無機物質である。
  2. 2. いずれも酸化剤と接触すると爆発する危険がある。
  3. 3. 比重は、1より大きいものが多い。
  4. 4. 燃焼のとき、有毒ガスを発生させるものもある。
  5. 5. いずれも可燃性の固体である。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 29 危険物の貯蔵方法として、正しいものの組合せはどれか。
A アルキルアルミニウムは、安全弁のついた耐圧性を有する容器で貯蔵する。
B ナトリウムは、自然分解しやすいので水又はエタノールで湿らせて冷所に貯蔵する。
C ニトロセルロースは、水分との接触を避け乾燥した場所に貯蔵する。
D 黄リンは、空気に触れないように水中に貯蔵する。
E 過酸化水素は、日光の直射を避け、容器は密栓して貯蔵する。
選択肢
  1. 1. AB
  2. 2. AD
  3. 3. BD
  4. 4. BE
  5. 5. CE
回答欄 1 2 3 4 5

問題 30 ノルマルブチルリチウムは危険性を軽減するため、溶媒で希釈して貯蔵又は取り扱われることが多いが、この溶媒として適しているものは、次のうちどれか。
選択肢
  1. 1. 水
  2. 2. エタノール
  3. 3. アミン類
  4. 4. ヘキサン
  5. 5. パラフィン系炭化水素
回答欄 1 2 3 4 5

問題 31 危険物に関する火災と消火剤の組合せとして、次のA〜Eの消火剤がすべて適応する危険物はいくつあるか。
A.泡消火剤
B.二酸化炭素消火剤
C.粉末消火剤
D.ハロゲン化物消火剤
E.棒状及び霧状の強化液

危険物:過塩素酸アンモニウム、塩素酸ナトリウム、ヨウ素酸カリウム、過酸化カルシウム、硫化リン、二硫化炭素
選択肢
  1. 1.1つ
  2. 2.2つ
  3. 3.3つ
  4. 4.4つ
  5. 5.5つ
回答欄 1 2 3 4 5

問題 32 塩素酸カルシウムの消火方法として、誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1.注水する。
  2. 2.乾燥砂をかける。
  3. 3.泡消火剤をかける。
  4. 4.ハロゲン化物消火剤を放射する。
  5. 5.リン酸塩類の粉末消火剤を放射する。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 33 硝酸アンモニウムの性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 無色の結晶又は粉末である。
  2. 2. 水には溶けないが、アルコールにはよく溶ける。
  3. 3. アルカリ性の物質と反応して、アンモニアを放出する。
  4. 4. 酸素を含有しているので、単独でも急激な加熱、衝撃で爆発することがある。
  5. 5. 約210℃で分解し、亜酸化窒素と水を生じる。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 34 カルシウムの性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 銀白色の軟らかい金属である。
  2. 2. 水と反応して水素を発生する。
  3. 3. 反応性はナトリウムより大きい。
  4. 4. 空気中で燃焼して酸化カルシウム(生石灰)を生じる。
  5. 5. 水素と200℃以上で反応して水素化カルシウムになる。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 35 過酸化ベンゾイルの性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 比重は1より大きい。
  2. 2. 水に溶ける。
  3. 3. 無味無臭の化合物である。
  4. 4. 酸化性が強い。
  5. 5. 加熱、摩擦、衝撃、光などによって分解し、爆発するおそれがある。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 36 臭素酸カリウムの性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 無色、無臭の結晶である。
  2. 2. 水より重い。
  3. 3. 水に溶けやすい。
  4. 4. 加熱すると、水素と臭化カリウムを生じる。
  5. 5. アルコールには溶けにくい。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 37 ニトロセルロースの性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 弱綿薬をある種の溶剤に溶かしたものがコロジオンである。
  2. 2. 窒素量が大きいほど危険性が高い。
  3. 3. 燃焼速度が非常に速い。
  4. 4. 乾燥状態で貯蔵すると危険である。
  5. 5. アルコールに溶けやすい。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 38 水素化ナトリウムの保護液として適しているものは、次のうちどれか。
選択肢
  1. 1. グリセリン
  2. 2. 灯油
  3. 3. 水
  4. 4. エチレングリコール
  5. 5. 二硫化炭素
回答欄 1 2 3 4 5

問題 39 硝酸の性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 無色の液体である。
  2. 2. 水より重い。
  3. 3. 金属を腐食させる。
  4. 4. 日光、加熱によって分解することはない。
  5. 5. 濃硝酸は硫黄と反応して、硫酸になる。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 40 赤リンの性状として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 赤褐色の粉末である。
  2. 2. 水に溶けない。
  3. 3. 無臭である。
  4. 4. 燃焼すると有毒な十酸化五リンを生ずる。
  5. 5. 約260℃で発火する。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 41 メタノールとプロパノールの性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 沸点は100℃より低い。
  2. 2. 燃焼しても炎の色は淡く、見えないことがある。
  3. 3. 水にはよく溶ける。
  4. 4. 燃焼範囲はガソリンより狭い。
  5. 5. アルカリ金属と反応し、水素を生ずる。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 42 アクリル酸の性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 赤紫色の液体である。
  2. 2. 引火点は常温(20℃)より高い。
  3. 3. 重合禁止剤が添加されていないと反応し、爆発することがある。
  4. 4. 酸化性物質と混触すると爆発することがある。
  5. 5. エタノール、ジエチルエーテルなどによく溶ける。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 43 三硫化リン、五硫化リン、七硫化リンの性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 比重は、いずれも1より大きい。
  2. 2. 沸点は、三硫化リンが最も低い。
  3. 3. 水又は熱湯と作用して、有毒な硫化水素を発生する。
  4. 4. 燃焼すると有毒なガスが発生する。
  5. 5. いずれも、無色の固体である。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 44 過塩素酸の性状について、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 赤褐色の発煙蒸気を発生する。
  2. 2. 無水物は、鉄や銅と激しく反応して酸化物を生成する。
  3. 3. 水と作用して発熱する。
  4. 4. 強い酸化性を有する。
  5. 5. 皮膚を腐食する。
回答欄 1 2 3 4 5

問題 45 危険物を取り扱う場合に起こり得る現象として、次のうち誤っているものはどれか。
選択肢
  1. 1. 塩素酸ナトリウムを100℃以上に加熱したら爆発した。
  2. 2. 灯油の中のナトリウムをアルコールの中に移し換えたら発火した。
  3. 3. アマニ油が染み込んだ布を長時間放置していたら自然発火した。
  4. 4. ニトログリセリンに衝撃を与えたら爆発した。
  5. 5. 硫化リンに水をかけたら有毒なガスが発生した。
回答欄 1 2 3 4 5



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